Last Update : 2013/11/10 戻る

神楽峰

2013年4月21日(日)、快晴

岩 毅、岩 佳恵、岩 春花

ヒールフリーにならないビンディングでは、やはり、あまり面白くない春花。どうやったら、春花が楽しく雪山遊びをするか?実のところは、山スキーが大好きなママとパパに、どうやったら、娘が楽しくついてきてくれるか?悩んでいたわけですが、ようやく、ヒールフリーの子供用のスノーシューを使えば、行けるのでは、と、思い、今日が、そのテストの日となったわけです。

天候は快晴。そして、この時期の神楽峰は、一番テッペンの第五リフトが動いており、頂上まで、5歳の娘でも何とかなる。また、妻も私も通いなれた山なので、もしものときも、色々な策が打てそう、というわけで、神楽へ。

早朝自宅出発、やはり、もう4月なので、2〜3月のハイシーズンとは異なり、関越もほとんど渋滞しない。また、今年は残雪が多く、尾瀬方面のスキー場もまだ営業中で、沼田で7割程度の車が降りた。ので、「かぐら」はきっと空いていると思ったら大間違い。

「かぐら」の駐車場は、車車車・・・。7時半に着いたが、あと、もうちょっとで満車というかんじ。後で聞いたところ、8時で満車にしたとのこと。危ないところだった。ロープウェイは40分待ちだったが、機動力に優れたかぐらスキー場、第5リフトも稼働中で、幸い、標高1835mの第5リフト上に10時40分に到着。

春花は、少し眠そうだったが、佳恵が、春花に、パパに負けるな、と、吹き込んだら、その気になったようで、ぐんぐん登り始めた。私は、霧ノ塔側へ巻いて登る。佳恵によると、春花は、パパが見えなくなったので、パパより先に登れると自信がついたのか、歌を歌いながら登っていたらしい。そのとき、右斜め前方に、巻いて登っていたパパの姿を確認。安心するかと思ったら大間違い。パパに負けると、悔しくて大泣きを始めた。山中にこだまする、冬眠中の熊も、目をさますかという大泣き。私は、状況がわからなくて、近づくと、佳恵から、悔しくて泣いているのよ、と。結局、私が、はるかの後ろにつくと、ようやく、泣くのを止めて、春花が一番といいながら、元気に登り出した。

山頂に着くと、回りの人から、よくがんばったね、と、ほめられ、上機嫌だった

別の人から泣き声が聞こえて、ちょっと気になった、と、声をかけられ、真相を話すと、負けず嫌いな元気なお嬢さんね、と、笑われた。

快晴の山頂は景色も良く、ゆっくり休む。下りは、春花の滑りやすさも考えて、四の沢等には行かず、素直に白樺沢に向って滑る。ちょっと腐り気味の雪だったが、春花は難なく滑り安心する。下山後、私はゆっくりレストランでお茶にしたが、春花はもっと滑りたいというので、佳恵はつきあわされて、二人でゲレンデスキーに行った。
冒頭の課題の答えとしては、ヒールフリーの子供用のスノーシューは大正解だった。来シーズン、これで、(春花が)どれだけ登れるか楽しみになった。

かぐら駐車場着730、ロープーウェー乗車850””1040第5リフト上1100>>1215神楽峰山頂1245〜〜1330和田小屋1540〜〜1600かぐら駐車場

(岩 毅 記)

 


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