Last Update : 2013/12/27 戻る

滝子山 1603m(中央線沿線)

2013,6,9(日)晴れ

田中 健

 近場の山を歩くということで初めての滝子山にした。標高差1000mを登るのも一つのめあてである。里山ではあるが、すっきりとした山道、様々な木々、沢、尾根筋、ピークからの景色などなかなかいい山だった。

 甲州街道を西に歩くと藤沢集落への入り口の看板があり、迷うことはない。取り付きの沢は道標がある。すっきりしたいい道である。桜沢という名前がついているとのこと。最後の水場までは沢筋でそこから尾根に取り付く、杉林のきゅう斜面になった。一登りで尾根筋に出た。桧平で大休止をした。富士山が真っ正面に見える。雪がまだ多い。ここから男坂と女坂に分かれる。そこを過ぎると、東のピークに出た。2.5万図では頂上になっているが、もう一つ西にピークがあり、そこまで行く。

頂上は狭いが四囲が開け、富士山がすばらしい。下りは頂上の西側から下りる、と思い込んでいて、地図も確かめなかった。下り始めると、狭い道で、新しい感じがし、岩場のような所があり、おや?と思いつつ、さっき人が登って来たと納得して下る。

小ピークで直角に道の方向が折れ、はっきりした尾根に入ったのでこれでいいのだろうとう。しばらくすると、分岐になり、「南陵、下りには危険」と道標があり、もう一方は浜立山と書いてある。ここでようやく地図を見ると、道証地蔵へは頂上手前の道だとわかる。地蔵へは頂上から直接西側にとるのではなく、少し戻ってから下ることがわかり、勘違いしていたことに気づいた。15分ほど登り返す。

 頂上へ戻り、北側に向かって下りる。ここの道はなだらかで滝子山の南側の急斜面と対照的である。山の成り立ちがどうなっているのかと思う。斜面に合わせ、おだやかな気持ちでのんびりと下る。道証地蔵を通り、林道に出て、笹子駅まで歩いた。季節を選んで、今度は南陵を歩きたい。

タイム:初狩726/730−山道入り口800−尾根に出る905/910−桧平940−頂上1020/50−道証地蔵1245−笹子駅140/201

(田中 健 記)

 


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