Last Update : 2013/12/29 戻る

武尊山(沖武尊)

2013年10月13日(日) 

メンバー:菅澤ほか5名 

武尊神社P 6:20 ――7:55手小屋沢避難小屋―― 9:50沖武尊山頂(2,158m) 10:20――11:30剣ヶ峰山(2,020m)――14:00 武尊神社P

この週末、新潟県は雨模様だった。予定していた八海山はクサリ場が多いので、急遽、関東側の武尊山に転進することにした。後続の3名と合流して向った武尊神社駐車場には30台以上も駐まっていて人気度がうかがえる。

武尊沢沿いの林道を45分ほど歩いたところの分岐から左手の沢ぞいに尾根に登り、少し行ったところに手小屋沢避難小屋の標識がある鞍部に出た。左に20mほど下ったところにコルゲートの手小屋沢避難小屋があり、のぞいてみるとスノコが敷かれた快適そうな小屋だった。

木の根で歩き難い須原尾根をすすむと15mほどのクサリが架けられた凹角状の岩場がでてきた。順番待ちとなり、寒風がまともに吹き付けるのでダウンを羽織ったが指はかじかんでしまう。さらに岩峰をいくつか越え、背丈を越すハイマツ帯をくぐって急坂をひと登りで沖武尊山頂に飛び出した。30名ほどの登山者が寒そうにしていた。目の前には中ノ岳から前武尊が続き、遠くには白根山や皇海山が特徴のある山容を見せている。谷川方面は布団のような厚い雲が国境稜線を乗り越えてどんどん関東側に降りてきている。

昨日は暑くて大汗をかいたが今日は20度も気温が下がって、山頂の気温は7度ほどで風もあったので体感零度である。温かいラーメンを食べたくてお湯を沸かしたが寒気と風でうまくいかず、沸騰しないお湯で作ったカップ麺はパサパサだったが温かいカレースープは旨かった。

じっとしていると寒くなるばかりなので剣ヶ峰山に向った。剣ヶ峰山頂は細長く、腰をおろす場所もないのですぐユーターンして分岐へもどり、急な岩と木の根とぬかるみの道を1時間半下って林道に出た。昨日からの3人は疲れが足に残っていてペースがあがらず、けっこう時間がかかってしまった。天候のはっきりしない二日間だった。

(菅澤 記)

 


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