二居俣ノ頭 (1584m)
平成26年 3月15(土) 参加者:I、S 8:50 身支度を整え、二居集落より日白山方面へのびる林道をシール登行する。我々の先には林道終点に止まっていた川越ナンバーの単独行者のトレースが続いている。 地王堂川を渡る950m地点で、先行者のトレースは一旦途切れ、我々は早目にルートとなる左岸に渡って樹林を登行する。 関越トンネルを超える時に降っていた雪も止み、日差しも出て上天気になってきた。この天気ならば予定していた吾妻の大沢下り、大丈夫だったかなぁー? 再び先行者のトレースが出てきて、日白山の南側の二居俣ノ頭より北西にのびる尾根に取り付く。しばらく登ると斜面もクラストしてきて、スキーアイゼンをセット。1時間ほどの登りで、尾根の台地状のところに出た。 周囲のブナ林の枝には、今朝がたまで降っていた雪がまとわり付いて美しい。正面には日白山から東谷山へ連なる雪稜が望まれる。 先行の単独行者はこのルートに慣れた人のようで、日白山の手前のコルへ良いルートどりをして続いている。 11:10 日白山と二居俣ノ頭のコルに到着。先行者は日白山へ向かったようであるが、日白山側の斜面はすでに日差しで雪が腐りかけている様に思える。それよりも今登ってきた斜面のほうが、まだ雪も軽く快適そうだ。と言う私の意見にSさんも同意。 コルより日白山と反対側の尾根を登って二居俣ノ頭に到着。11:30 狭い山頂にはスノーシューのトレースがあった。心配していた風も弱く、谷川の稜線も見え隠れしてるいる。ただ間近に望む平標山から仙ノ倉続く稜線と、反対側の苗場山の2000mクラスの山並みはやはりガスの中だ。予定していた吾妻の稜線もやはりガスの中かと思い巡らす。 山頂からの滑りは、Sさんを先頭にクラストした尾根すじをコルまでもどる。 コルから少し混んだブナ林の間をぬって、新雪にシュプールを刻む。二週間前に行った東谷山がとても重い雪だったので、今回はその時の不満を取り除くことができた。 登行に使った斜面を滑り、地王堂川を越えて林道に滑り込む。先行者の川越ナンバーの車は、すでに引き揚げた後だった。 二居の宿場の湯で、入浴(600円)と昼食。昼の食堂営業は14:00まで。メニューは選ぶのに苦労するほど沢山あって、味も良かった。 来年の1月末から2月頃に、一泊二日で日白山と東谷山を滑りたいねと、早くも来年の話しをSさんとして、関越道が混まないうちに帰った。 (I 記) タイム / 高田馬場 4:30 → 練馬 5:00 → 越後湯沢I.C 7:30 → 三俣 道の駅 7:50/8:10→ 二居 8:20/8:35 → 林道除雪終点 8:45/8:50 →地王堂川渡る 9:30 →尾根上の台地(1300m地点) 10:30 → 日白山南側のコル 11:10 → 二居俣ノ頭 11:30/11:55林道除雪終点 12:40/12:45 → 二居 宿場の湯 12:50/14:15 → 練馬 17:10。 |