Last Update : 2014/03/25 戻る

東谷山 2014年2月第二回定例山行

2014年2月22日(土) 曇り

参加者:L:S  M:K、O、T(会員外)  計4名

二居8::30>>9:10二居峠(1025m)9:20>>送電鉄塔下(1150m)>>12:00東谷山(1554m)12:40〜〜(北西斜面滑走)〜〜14:30貝掛温泉バス停(700m)==14:40二居15:30==月夜野IC

前日の2/21、Kさん、Oさんは二居の「清水屋」、S、TさんはT氏の苗場のマンションに前泊。先週末の大雪の影響で三国峠が通行できないため、湯沢ICから苗場に入った。雪が降り続いていて明日のラッセルが懸念される。

2/22の朝7::30に「宿場の湯」駐車場前で合流し、O車を貝掛温泉バス停除雪スペースにデポして二居に戻る。民宿街の突き当たりで出発準備をしていたら民宿の人に「除雪中だから」と追い立てられてしまった。二居峠へは直接つめずに中部北陸自然歩道を迂回して登ったので楽に着くことができた。二居峠の東屋は屋根も柱も出ていて昨年3月よりは2mほども雪が少ない。念のためにクトーを装着したがOさんのディアミール用のクトーは板幅にサイズが合わず装着できなかった。

雪庇が右側に張り出しているヤセ尾根は雪がたっぷり付いていて、クトーなしでも登れたが、左側にヤブが張り出しているので木登りまがいの登りとなる。送電鉄塔から上は傾斜も急になり、私たちを含めて3パーティがラッセルを交代しながら登る。傾斜が緩むと尾根は広く疎林帯となり、気持ちのよい登りで無風の山頂着。

山頂は残念ながらガスで眺望はきかず、尾根通しに続く日白山も見えなかった。T氏はだいぶ遅れて到着する。

出発準備にも手間取り、予定時刻より1時間ほどの遅れで出発。下り始めてまもなくOさんの片方のビンディングが外れ、流れ止めを付けてなかったので板が雪に埋没してしまった。20分ほどかけて小森宮さんがスコップで探し出し、事なきを得た。ついでにビンディングの前圧調整をして再出発。

山頂から200mほど戻った地点から雪たっぷりの北西斜面に滑り込む。出だしはかなりの急傾斜で、重力落下の感覚をスローモーションで味わう。右手の沢芯付近は樹木の無いきれいなオープンバーンだったが雪崩が怖いので近付かないようにした。やや重ではあったが底なしのディープパウダーを標高差600mほど堪能できた。Oさんはビンディングが外れないよう慎重に滑っていたがそれでも速い。Kさんは歓声をあげながら舞い下ってくる。津野田氏には修行の滑りとなったようだ。

先行していた6人組は「こんな雪はめったに味わえないから」と登り返していった。

傾斜がゆるくなったあたりから左岸を下り、橋を渡って国道下の暗渠を潜り抜けて、予定時刻を2時間遅れて貝掛温泉バス停に到着。デポしておいたO車で二居に戻ると「清水屋」でコーヒー、お茶、お菓子を振舞れ感謝。Kさん、Oさんと別れ、開通したR17で月夜野ICから帰京。

(S 記)

 


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