Last Update : 2014/04/28 戻る

鳥海山


山行日:2014年4月26-27日

参加者:L.(Sk)、(Sg)、(K)、(F)(記) 

4月26日(移動日)  快晴

光が丘600==庄内空港13:10Fピックアップ==祓川(登山口偵察)16:00==鳥海荘 17:00(泊)

Sk、Sg、Kの3名は光が丘より東北自動車道経由、Fは羽田空港より庄内空港12:30着のフライトにて移動、庄内空港でFをピックアップし、一路鳥海荘へ。

途中、偵察のため、入山口と駐車場の確認も兼ねて、祓川登山口へ、下の駐車場は4-5台、上の駐車場には10数台の車。快晴で、頂上までのルートがはっきりと確認できた。

4月27日  快晴 鳥海山

[行程及びタイム]

鳥海荘7:00==出発/祓川7:45(1180m)>>祓川神社7:55(1200m)>>賽の河原8:20(1350m)>>七ツ釜避難小屋周辺8:57(1550m)>>氷の薬師周辺9:42(1830m)>>舎利坂周辺10:24(2000m)>>七高山頂10:55(2229.2m)(Sg、Fはスキーをデポし、アイゼン装着の上、新山往復)再出発12:20>>氷の薬師周辺12:26(1868m)>>七ツ釜避難小屋周辺12:32(1580m)>>賽の河原>>祓川12:45

5:30起床、宿に無理を言って6:00に朝食をいただき、7:00鳥海荘発。祓川につくと、上の駐車場はほとんど満車状態。なんとか最後の1スポットに滑り込む。出発準備中もぞくぞくと車が入ってきては、駐車スポットを探して彷徨していた。

7:45出発、この上ない快晴で頂上までのルートが丸見え。山スキーヤー多数。関西から一人で飛行機とレンタカーで来たという強者も。しっかりとしまった雪で、シール登行も問題なく、スキーアイゼン不要。快調に高度を上げる。復帰第一戦というKさんも病み上がりとは思えない登り様。前夜の地酒『天寿』のおかげだろうか。

四方の素晴らしい眺望を楽しみつつ、トイレ休憩以外はほとんど取らず、七高山頂へ。山頂へ立つと、新山の姿が突然現れた。

すっかり本日の登り終了モードになっていた、私に向かって3名の師匠方は、『そのピッケルとアイゼンで往復して来い、30分もあれば行ける』との仰せ。抵抗を試みるも、ラ・ネージュのネタのためにも行けとのご命令。承知仕りましたということで、カンプの超軽量TLT対応なんちゃってアイゼンと竹輪ピッケルでアタックを敢行。Sgさんもサポートということで同行。最初の5mほどの急坂以外は快適な歩き。さくっと新山を登頂し、七高山頂の方を見てみると、薄情にもSkさん、Kさんの姿が見えない。後から聞いたところ、最初の急坂を無事に降りたのを見た後は、昼食と休憩に集中していたと。。。薄情な。。。。。写真ぐらい取って頂戴。。。。。

アイゼン、ピッケルをしまい、シールを外していざ滑降。上部はしまった雪で超快適な滑り。エッジがガツッと雪をとらえる。ただし避難小屋を過ぎたあたりからだんだん雪が緩んできて、そのうち、グサグサな感じに。こうなってくると、のぼりで酷使した太ももが痛み始めるが、だましだまし、祓川へ。下りはものの30分弱であった。一瞬の快楽、まさに人生そのもの。

下山後、明日の月山行に備えて、ガラケーで宿探し。一路、山形・鶴岡の湯田川温泉へ。

素泊まり5400円、狭いながらも風呂は源泉かけ流し。近所の飲食店は全部しまっているとのことで、2000円の夕食と朝食の弁当をお願いした。おっさん4名、山形弁を操る埼玉出身の若女将(結構かわいい)の言うがままに、「んだ、んだ」と日本酒の追加注文。

4月28日  曇り 月山・姥ヶ岳

[行程及びタイム]

湯田川温泉6:30==出発/月山スキー場8:00>>ゲレンデトップ8:30(1510m)>>姥が岳9:30(1670m)>>駐車場10:00

5:30起床、おにぎり弁当をかき込み、6:30出発。残念ながら若女将のご尊顔は拝めず。。。

一路、月山スキー場へ。約1時間半後到着。ここでKさんが出走取りやめ宣言。前日の鳥海で真っ白に燃え尽きたとのこと。Skさん、Sgさん、Fの3名でリフトへ乗る。ゲレンデトップに着いたとき、今度はSkさんが撤退宣言。昨日の靴ずれがまだ痛むと。折りしも月山方面にガスがかかってきたこと、午後には天気がくずれる予報であることを考慮し、月山行きは断念、ゲレンデトップから直近の姥が岳に目標を変更した。登り始めて30分程度でさっくりと登頂、その後、雪の状態を見ながらスキー場方向へ滑り降りる。上部はしまった雪であったが、ゲレンデ内はグサグサ。疲れた太ももを叱咤しながら、駐車場まで滑り降りた。まだ10:00過ぎだ。こうなったら、渋滞の前にさっさと運転して帰りましょう。3時すぎには板橋着。Fはここから三田線にのり、本日の核心である神保町での乗換えだ。。。

ゲゲッ、階段しかないやないか!!!

(写真)



祓川駐車場からの鳥海山



シール登行は快調です。



七高山頂上にて。後は新山。



七高山頂から新山と外輪山を望む。



七高山から祓川方面



七高山からの滑降コース(山頂から祓川まで30分弱でした。快走。)



遊佐辺りからの鳥海山(車窓から)

(写真 Sk)

 


山スキー同志会のホームページへ