Last Update : 2014/06/26 戻る

獅子ヶ鼻山(1875m)

2014年4月12日(土)

メンバー:岡坂、菅澤

練馬IC 6:45==8:45沼田IC==9:30たんばらスキーパーク駐車場(1250m)9:50++第2高速リフトトップ(1550m)10:10>>10:40鹿俣山頂(1637m)10:55>>12:10獅子ヶ鼻山(1875m)12:15>>13:10鹿俣山〜〜14:10駐車場14:30==沼田IC==16:30帰京

岡坂車で光が丘発。関越道の事故渋滞で予定より30分ほど遅れてたんばらスキーパークに到着。

快晴だが風は少し冷たい。リフトトップからシールで鹿俣山(かのまたやま)へ向かう。岡坂さんは130cmのショートスキーだが幅があり、深雪も滑れる板だそうだ。雪はまだ固く、クトーがよく効く。急な斜面で岡坂さんはアイゼンに履き替えた。

30分ほどで標識が木に打ち付けてあるだけの鹿俣山頂に到着。早くも登山者が一人下山してきた。

この先は雪庇が続く狭い稜線なのでスキーは使えないと判断。板をデポしてアイゼンで獅子ヶ鼻山に向かった。

正面に沖武尊を見ながら登る途中、1685Pの手前でスキーヤーと、ピークの先でスノーシューのボーダーとすれ違う。

稜線はうねっていて獅子ヶ鼻山のピークがどれだか判然としない。右側の雪庇に気をつけながら、三回ほど稜線を避けて北側を巻いた。ラッセルを想定していたがつぼ足で快適に登れる雪で予定時間の半分ほどで獅子ヶ鼻山頂に到着。

山頂の東端と北側は50m以上の断崖となっていて、懸垂下降でも降りられるかどうか不明だった。2kmほど先の沖武尊の山頂に5名ほどの登山者の姿が見えるが稜線通しに行くことはできそうにない。地図上の夏道は鹿俣山までで獅子ヶ鼻山は積雪期のみの山なのかもしれない。

稜線を戻りながら北側斜面をよく観察するとメローな疎林があり、2月頃に来たら良さそうだと考えが一致した。

鹿俣山に戻り、スキーをつけてゲレンデトップに滑り込む。ここからは予定を変更して、鹿俣山から南西に延びる尾根を滑ることにした。

林間を鹿俣沢方向に少し滑ってから15mほどの階段登行で尾根に上がる。緩い斜面をしばらく滑ってみたが藪の行き止まりとなってしまった。スキーを両手に持って右下のゲレンデコースに降りて駐車場まで滑って終了。

今回は雪山入門といった稜線歩きだったが、次回は稜線の北斜面を滑り、ゲレンデトップに登り返してから西に続くブナ林を滑るのが面白そうだ。

菅澤記 

 


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