Last Update : 2014/06/26 戻る

別山(石川県)

2014 5/24,25

武部 慎

 先週はペットボトルを忘れたので、忘れないように注意して市ノ瀬を出発した。車道を終えて一休みしようとしたとき、タオルを車に忘れたことに気付いた。焦って戻る。40分以上ロスしてしまった。途中の水場で4.5リットル汲む。ここからはだんだん急になるが、ペースダウンし休憩も頻繁になる。1500mの展望台を過ぎると、たまに雪が出てくるがわずかなのでそのまま通過する。やっと樹林帯を抜けると小屋は近い。小屋周辺から急に雪が出てきた。小屋周辺では下山する人に出会う。荷物をデポしてさらに登る。ここからは分かりにくいが、トレースをたよりにする。ところどころ夏道も出ており、樹林帯を横切る感じで小尾根を2回越える。小屋から30分のところで、疲れてしまった。樹林帯の出口に赤布を付ける。稜線付近が黒い。昨年よりも格段に積雪量が少ない。先週感じたとおり1m以上の違いはある。

40分も休憩して出発。結局、雪のある上まで登る。(2300m)雪解け水が出ているので、0.6リットル汲む。急斜面なのでグリセード気味に下る。後はどんどん下る。途中樹林帯に入ってからルートを間違えたが、戻らず右にトラバースしてルートに戻る。なるべく雪の上を歩いてチブリ尾根避難小屋に戻る。 小屋には2人いた。関西から来ていて、「水はどの位持っていますか」と聞いたら、「1リットル」とのことでびっくりした。彼らは南竜を超える計画で南竜か手前の沢で水を調達するつもりのようであった。「南竜では先週の時点では水を調達できなかった」と教えてあげた。(地図では常水とある)私があまりにもびっくりしたので、彼らは雪を溶かして水を作っていた。

市ノ瀬7:40―――登山口8:10(市ノ瀬に戻る)/9:10―――水場(1270m)10:15/20―――1500m(指導標、展望あり)11:25/30―――チブリ尾根避難小屋1900m1:30/50―――2050m2:20/3:00―――2350m3:50/4:10―――チブリ尾根避難小屋5:00



左;御舎利 右;別山

5/25 晴れ、曇り

 朝5時台なのにアイゼン無しで歩ける。昨日の疲れが溜まっているせいか、登りのペースが上がらない。ルートはわかっているのでなるべく夏道を通らないで登る。昨日の到達点付近にザックをデポする。そこから別山までは30分かからなかった。別山は風が強かった。いつもかぜが強いという印象がある。結構三の峰から登ってきている人がいた。帰りは御舎利山の上部で、グリセードを4本滑って楽しむ。小屋に戻り、お茶漬け、スープを食べて下山準備する。帰りは水場を過ぎてから特に長かった。

チブリ尾根避難小屋5:45―――2050m6:20―――2350m(ザックデポ)7:20/30―――御舎利山7:45―――別山7:55/8:40―――2350m(ザック回収)9:05―――2300m(ザックデポ)9:10/10:50グリセードのために登り返し3回(計グリセード4回)―――チブリ尾根避難小屋11:40/12:30―――1500m(指導標、展望あり)13:30/45―――水場14:15/25――14:40/50―――登山口15:40/50―――市ノ瀬16:10



避難小屋から白山



別山から白山

 


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