Last Update : 2014/08/31 戻る

白馬岳

2014年8月11日(月)〜14日(木)

メンバー:武部 慎

8月11日(月)  雨

雨なので、祖母谷温泉の小屋に泊る。露天風呂があってよかった。小屋は空いていた。

小屋のおじさんからは、最初の名剣沢を斜め右上に向かって登るように説明を受けた。3年に1回の割合で、最初の名剣沢を詰めてしまう人がいるそうだ。下るときに下れないからけがをするとのこと。(聞いてよかった)また、黒部、白馬の天気予報も見せてもらった。このとき、すでに天気はあまりよくないとわかった。明日と明後日は曇り、木曜日からは曇りのち雨。(不帰を超えて、唐松〜八方までは行けない、という感じだ)

[タイム]
宇奈月温泉――トロッコ電車――欅平16:00―――祖母谷温泉16:50

8月12日 (火)  曇り、9時からほとんど雨

 最初の名剣沢は、思ったよりも広かった。教わった「斜め右上に向かって登るように」ということですぐにルートがわかった。6時頃?に先行していた学生パーテイに追いつく。(一旦は抜かすが、最終的には学生が早く着く)今日は天気予報では曇りだが、9時には雨となる。樹林帯のため帽子で雨具を付けずにそのまましばらく登る。3つ顕著な沢を渡るが、いずれも雪はなかった。鎖場を過ぎると避難小屋は近かった。

今日は10人避難小屋に泊って、超満員だった。

[タイム]
祖母谷温泉5:00――稜線付近9:00(雨になる)――不帰岳避難小屋12:00

8月13日(水)  曇り

 鹿島槍、五竜、針の木、剣、さらには槍までも見える。杓子、白馬槍も見える。曇りで思ったよりも涼しく助かる。始めの1時間位は昨日の学生とイーブンのペースだったが、休んでばかりでどんどん遅れる。高山植物がいろいろとあってゆっくり登る。

 ツエルトで泊ったが、夜は風が強くなんとか、テントは持ち堪えた。

[タイム]

不帰岳避難小屋5:00―――清水岳8:20/40 ―――白馬岳頂上宿舎(テント)11:45

8月14日(木) 6時前雨、曇り

 出発するとすぐに雨になる。辺りは暗く、今日は豪雨か?と思ってしまう。小屋に戻って、「レンタルの軽アイゼンありますか?」と聞いた。「ありません。上の山荘にはあるかもしれない。」とのことで、大雪渓からの下山を諦める。全部の荷物を背負って登る。小蓮華ルートを選ぶ。1時半の蓮華温泉のバスに間に合えば蓮華温泉に、間に合わなければ栂池に下山となる。白馬に登るにつれて、天気は回復してくる。ラッキーであった。もしレンタルの軽アイゼンを借りられていたら、そのまま下山していたと思うので、借りられなくてラッキーであった。白馬大池もメジャールートなので人は多い。みんなさっきの真っ黒な雲による雨をどう感じたのだろうか。白馬周辺は雲が無く、周りの山は雲の中。小蓮華岳に着くころには、白馬周辺も雲の中、小蓮華周辺は雲の外。かろうじて雨から逃れている。ところどころ高山植物を楽しみながら白馬大池まで着いた。まだバスには間に合いそうなので蓮華温泉に下る。黄金湯の露天風呂に入って汗を流してバスに乗る。

[タイム]
白馬岳頂上宿舎(テント)5:40―――戻る。5:55―――白馬岳6:30/40―――小蓮華岳8:00/20―――白馬大池9:45/50 ―――黄金湯12:50/1310―――蓮華温泉13:20/30

-五竜岳・鹿島槍ケ岳-


-後立山からの剱岳・立山


-ウメバチソウ-


記:武部

 


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