Last Update : 2015/02/28 戻る

大沼山(1,111m)・学校尾根


2015年2月20日

天気 快晴、微風、気温-2℃(登山口)

田中秀和(他会2名同行)

 昨日に続き、A氏、S氏にお付き合い戴いた。御両人お奨めの山でもある。札幌中心部から車で1時間20分程度、中山峠への国道230号線を定山渓で分かれ、道道95号線を辿る。閉山した豊羽鉱山の後処理が続いているため現在は登山口まで除雪されているが今後は不明。

 10時過ぎ、登山口(600m)の駐車スペース(3台)は既に埋まっていた。150m程先のスペース(ゲート設置個所)に車を置く、ここにも3台。準備をしている間に早くも1人下山してきた。上はコンディション良かったとの報に期待が湧く。

 10:30 登山口発、尾根の由縁である小学校跡地を経て疎林帯を登る。先行トレースがあり、また新雪面も10p程度しか潜らず歩き易い。快晴微風、汗をかかぬようアウターを脱いで登る。

 11:30 875mポイント着、ここから見える定山渓天狗岳はなかなか格好が良い。ここは帰路登り返しとならぬようにコース取りを工夫しなければならない場所。少し先で歓声を挙げながら老若男女5人パーティが滑り下りてきた。

 12:25 大沼山山頂(1,111.3m)着、地図上に山名表記は無い。北には昨日ガスで苦労した余市岳が陽を受けて輝き、南に無意根、遥か西にニセコや羊蹄山と眺望申し分ない。春のような雪山山頂でのんびり昼食休憩。

 12:50 登るときに物色しておいた斜面を各自なりに滑ることでスタート。875mポイントの南側、標高835mの鞍部を西に巻いて登り返しを回避する(今季3回目というA氏のリード)。

 13:40 登山口帰着。 期待以上の山であった。秘蔵しておきたいところであるが、岳人最新号(2015年3月)に紹介されてしまった。深雪では無いが、ニセコにも余市にも無かった新雪があった。スケールは大きくないが楽しめる斜面が連続し、下部の疎林帯のツリーランも楽しかった。学校跡にテン泊すれば、隣の無意根山(1,464m)&千尺高地(1,153m)や美比内山(1,071m)も楽しそうであるが札幌までが遠い!

文及び写真:田中(秀)











 


山スキー同志会のホームページへ