Last Update : 2015/03/22 戻る

富士写ケ岳(石川県)


2015 1/29

メンバー:武部

1月 29日 曇り

前日に雪が降ったので、登山口である我谷ダムの吊り橋にも少し雪がある。吊り橋を渡り、ダムに沿って右にトラバースするが、なんとデブリがあった。もう古いデブリで、特に危険ではないが、慎重になる。鉄塔の前でスキーを付けていると、登ってくる人がいた。彼によると、先程のデブリは、例年ならこの時期には無いとのことだ。3月頃にできるとのことだ。途中、3回スキーを外すが、予想よりかはスキーが使えた。600mからは、雪が硬くなったので、スキーアイゼンを付ける。さらに雪は硬くなり、700mではスキーを外してアイゼンにした。730mで樹林を出て、細い尾根に出た。アイゼンはその間のわずか標高差30mの間使った。ここからはまたスキーアイゼンで登る。よりによって、細い尾根で5人も降りてくる人とすれ違う。今日は平日なのに、人が多いと思う。ここからは、スキーの付け外しも無く、それなりのペースで登る。上部は樹氷がきれいであった。


(上写真 樹氷)

山頂からは残念ながら白山は見えないが、ここも樹氷がきれいだ。

 下りは、800mまでは10分。ここまでは快適。


(上写真800m付近からの富士写ケ岳)

ここからは樹林が濃くなり、難しくなる。細い尾根をなんとか落ちずに通過し、730mからはアイゼンで登ってきたところを遠回りしてスキーのまま下る。この辺はすぐガリガリになり緊張する。630mまではスキーの効果はあり、早かったと思う。ここからは非常に樹林が濃く、無理やりスキーを使っているので、悪戦苦闘だ。歩いた方が早いと思ってもスキーで滑る。1回スキーを外して、鉄塔を超えて緩やかな尾根まで滑る。急になる手前でスキー終了。吊り橋までは後少しだ。

我谷ダムの吊り橋(90m) 8:50―――150m シールを付ける―――600m 11:10/20―――クトーを付ける―――700m アイゼンを付ける 730m 12:00――クトー――富士写ケ岳 940m 1:00/30―――630m 2:00/15 ―――330m 3:15(スキーを一旦外す)―――220m 3:35/45(スキー終了) ―――― 我谷ダムの吊り橋16:00

文及び写真:武部

 


山スキー同志会のホームページへ