Last Update : 2015/03/22 戻る

有形山(石川県)


2015 2/21  

メンバー:武部 他13名

2月 21日 晴れ

市ノ瀬への除雪終了点がスタート地点だ。510mでなんと2m位雪がある。前日に雪が降ったので表面の雪は真っ白だ。すぐに右に入り、左カーブしてまた右に入って、沢に沿って進む。しばらくするとラッセルになってきたのでトップを行く。みんなはわかんかスノーシューなので、一番潜らない山スキーがトップとしての効果がある。車道がジグザグ通っているところをショートカットして登る。なだらかな登りが終わり、急になってくると、熊の足跡が出てきてビックリする。すぐそこで足跡が終わっているのでそこが熊の住みかだ。(雪洞を掘りやすいところに熊は住んでいる)太陽が当たる場所でもあり、クラストしてきたので少し上でクトーを付ける。みんなに先に行ってもらう。だけど、クトーは付けなくても結果的にはよかった。左の樹林の中を登ったので、すぐにまた雪はよくなった。始めの急斜面を終えると右にトラバースして休憩。ここからまたトップを行き、送電線に沿って登っていく。開けたいい斜面を登る。だんだん急になり、ラッセルもあってなかなか大変だ。風が結構強く、木にある雪が落ちてくる。ニセピークを登って、雪はいいのでクトーを付けたままコルまで滑る。あとは樹林が多い中、山頂に登る。

山頂からは、白山がよく見える。赤兎山もよく見えて、真っ白だ。


(写真上 有形山からの赤兎山)


(写真右 有形山からの白山)

帰りはみんなより一足先にニセピークに再度登って、ここでシールを外す。かなり開けた斜面で、雪も締まっていいので快適に滑る。みんなに追いつく。多少登りもあり、スキーを外す。再度スキーを付けると、まもなく最初に登った、熊が住んでいる急斜面だ。登ったコースより、有形山寄りのいい斜面を滑る。少し雪がゆるいので雪だんごがたくさん落ちる。雪崩には気をつけて適度にターンを切る。所々、段差があるので注意したつもりだが、小さな段差のところに出てしまったので、転んで止まる。慎重にコースを見定めて最後の一滑りを楽しむ。スキーを付けたままで10m登り返して一休み。後は、滑りにくい雪質なので、注意して滑る。

市ノ瀬への除雪終了点(510m) 8:30―――11:00 上部 ―――有形山 11:20/12:20 ――― 除雪終了点1:30 


有形山からの滑走斜面

文及び写真:武部

 


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