Last Update : 2015/05/19 戻る

巻機山 4月定例山行

2015年4月11-12日

4月11日(土) 清水より柄沢山方面

メンバー:N(L),K,S,K,C,F,I (7名) 午後雨

[コースタイム] 清水国道291号除雪終了点13:05->大堰堤14:20/14:30->清水14:40

清水で7名が合流し、少し先の国道291号の除雪終了点でシールを付け出発しようとするとタイミングよく小雨が降ってきたが山行をやめるほどでもない。私はここは29年ぶりで、あの時は下流も上流も大きく沢が割れて水がだくだくと流れていたが、堰堤のできた今はどうなのだろうか。

林道を進み、林道と離れてからも切り開きのように柄沢川の沢沿いは開けていて斜面は広く木も少ない。堰堤の下で雪面が割れてはいるが、流れは出ていない。小堰堤の右岸を巻き、少し登ると大堰堤だった。この先は沢が狭まるし、時間と天候によりここまでとした。 斜面は広く緩やかで滑りやすく、雨さえ降っていなければ快適だっただろう。

清水に戻り、民宿「やまご」で宴会。

4月12日(日) 清水より巻機山井戸尾根1564pまで往復

メンバー:N(L),K,S,K,C,F,I, S (8名) 快晴

[コースタイム] 清水7:43->米子沢の奥の橋8:20->井戸の壁の基部900m 9:10/9:20->井戸の壁の上1150m 11:00/11:30->> 1564p付近 13:10/13:30-> 清水14:30

「やまご」の道の向かい側で雪上に出て出発。今日は雲一つない快晴で暑そうだ。杉林に入るとルートは分かりにくいが右側の林道とあまり離れないように進み米子沢の橋の前に出た。井戸の壁の下でめいめいスキーアイゼンか山アイゼンに替えて壁を登る。メンバー間で間が開いたので井戸の壁の上の尾根の右端に全員揃ったのは11時半近くになった。井戸尾根の上部にヘリコプターが来たが、先行パーティに滑落者がいたようだ。

ここからは傾斜が緩くなり尾根の中央部を登る。1350mの平地でKさんはここで待ってもらうことにする。ここからまた傾斜があり雪も緩んでシールが後ずさりして登りにくい。新人のSさんは難渋し1400mで待ってもらうことにし、Sさんに付いてもらう。やがて木のない大雪原になり、予定の1564pあたりのニセ巻機の急斜面の基部まで登って、ここまでとした。南西方向の上越国境、谷川連峰の眺めが素晴らしい。前景に大源太山、その背後に左から谷川岳、万太郎山、仙ノ倉山、平標山。中でもここから見る万太郎山はアルプスのワイスホルンに似た三角錐が見事。

いよいよ大滑降。雪質もまずまず、メンバーの足並みもそろっているし、樹の間も手頃に開いているので快調に下る。井戸の壁も無事こなし、米子沢を渡って往路を戻り清水に着いた。

以上 N 記










 


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