Last Update : 2015/06/15 戻る

丹沢 主稜縦走日帰り

2015年4月27日

4月27日(月) Nis単独 快晴 

[コースタイム]
西丹沢自然教室 8:43 -> 檜洞丸 10:53/11:05 -> 臼岳 12:17/12:25 -> 蛭ガ岳 13:30/14:00 -> 丹沢山 15:00/15:05 -> 塔ノ岳 15:53/16:08 -> 大倉 18:13

 試してみたかった丹沢主稜縦走日帰りを時間のあるゴールデンウィークにトライした。朝一のバスで西丹沢自然教室着。平日なので乗客は多くない。登山届を出せば何か言われるかと思っていたが、平日のためか係員はいなかった。今日は天気は問題ないので予定の9時間で歩けば暗くなる前に大倉に下山できる。と言うより天気は良すぎて風もなく北海道で夏日だった日なので暑かった。

 ゴーラ沢は水量は多めなのか裾まで濡らした。対岸はつつじ新道の急な登りになり、薄紫のミヤマツツジ(?)や山桜がきれいだが、先を急ぐ。明るいうちに大倉に下山したい。檜洞丸まで2時間10分で10:53に着いた。檜洞丸11:00を縦走を実行するか否かの目安にしていたのでクリア。この先は蛭ガ岳までエスケープ・ルートはなく、ひたすら頑張るのみ。檜洞丸からの下りで数パーティとすれ違ったが、その後全く人影を見ない。金山谷乗越や神ノ川乗越は稜線の崩壊が激しいが道もよく補修されているので通過に心配はない。

 何度もアップ・ダウンを繰り返し臼ガ岳山頂に着いた。正面に大きく蛭ガ岳が見えるが、まだ距離もあるしまた大きく下らなければならない。左に直角に曲がって出発。少し先で単独行の女性とすれ違い、やっと人に会った。

 鎖場のある急な登りを経て予定より10分遅れの13:30に蛭が岳頂上着。檜洞丸は背後に遠く、この先も長いが、この時間なら明るいうちに下山できるし、この先難所はないので楽しく行けそう。出発しようとすると、今来た道を女性が上がってきた。檜洞丸への登りで追い越した人で、やはり大倉に降りるそうだ。今日、丹沢主稜縦走日帰りをやった人はもう一人いたわけだ。結局、彼女が大倉に下山したのは私より5分ぐらい後だったので、女性で丹沢主稜縦走日帰りをするとはなかなかのものだ。

 蛭ガ岳から塔ノ岳までは快適な稜線歩き、大倉尾根の下りは岩がごつごつしてうんざりしたが、予定の9時間に対して9時間半の18:13大倉着。大倉は下山するといつもバスが待っていて便利すぎるのが問題で、せっかく水道とタワシが置いてあるのに靴を洗う時間も取れない。脚もかなり疲れ、こういうロング・コースはもう十分と帰りの小田急の車中では思ったが、次の日にはまた同様なコースを行きたいものと考えるようになった。

以上 Nis 記



臼岳頂上からの蛭ガ岳

 


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