Last Update : 2016/01/18 戻る

(北)面白山


梅原秀一(単独)

平成27年11月16日 天気:快晴

 仙台から仙山線始発に乗り面白山高原下車したのは7時9分。駅周辺の紅葉は既に終って涸れ木立であった。昭文社の地図には、登山口となる天童高原スキー場へ導く、自動車道より距離が短い登山道を探そうともせず、自動車道を登った。十中八九こんな自動車沿いの登山道は、利用者が少なく荒れているのに決まっている。

面白山高原駅のスキー場は閉鎖されているが、このスキー場は健在で、間近なシーズンの準備に忙しそうである。スキー場の草原の向こうに雲海と朝日連峰の山並みに暫し見とれた。登山口は、車で乗りいれたグループが登る準備をしていたのですぐ分かった。

 尾根道を面白山へ向かった。次第に樹木が疎らになり、9時20分面白山に登頂。快晴の一日だったが、この山頂だけは霧の中だった。ここから中面白山を経て長左衛門平まで、緩やかな下りの見晴らし抜群の、気分の良い稜線だった。気になったのは姿の良い大東岳。次のターゲットにしたい。

 長左衛門平から面白山高原駅に向かった。権現沢の下りは、右岸に左岸にと何十回もの渡渉が煩わしかった。さほど深くて暗い谷というわけではないが、冬枯れの沢はあまり楽しくはなく、早く済ませて楽になりたいという気持ちが働いてか、1時間足らずで面白山高原駅に到着した。

[タイム]
面白山高原駅7:25→登山口(天童高原スキー場)8:10→三沢山8:55→9:20面白山9:25→10:10長左衛門平→10:10面白山高原駅

写真/大東岳(左)と南面白山



(梅原 記)

 


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