Last Update : 2016/01/28 戻る

輝山と十石山-2016年1月定例山行-

山域:奥飛騨 輝山、北アルプス南部 十石山

記:川島

日程:1月23日(土)〜24日(日)

メンバー:

1月22日(前泊)ふくちゃん、菅澤、千葉、加瀬、田中(秀)、野村、川島
(計7名)

1月23日(輝山)L ふくちゃん、武部、菅澤、千葉、加瀬、田中(秀)、おおちゃん、野村、川島 (計9名)

1月24日(十石山)L菅澤、西川、岩崎、武部、千葉、田中(秀)、おおちゃん、野村、川島 (計9名)

1月22日(金)

21:20集合場所あきる野市を車3台7名で出発。松本市内松風旅館にて前泊。深夜到着でしたが温かく迎えていただきお風呂にも入り就寝。

1月23日(土)

「輝山」 曇り

4:00起床、5:00宿発。平湯トンネル先の集合場所で武部さん、おおちゃんが合流。

コースタイム:7:10林道入り口>>7:35入山口>>10:10輝山10:50〜〜11:50渡渉12:40〜〜12:50林道入り口→平湯温泉 (岡田旅館・和楽亭 宿泊)

今回の定例山行は私の念願デビューとなりました。12月定例山行は雪不足のため神楽のゲレンデにて足慣らしとなり、菅澤さん、加瀬さんにシール、ビンディングの着脱、キックターンや走行などの基本を教えていただき運転休止中の第5リフトから斜面を何とか降りる(滑るより下山)ことが出来ました。この日の講習のおかげで無事スタートすることが出きたと思います。

出発して30分程なだらかな林道を進み入山。急な樹林帯の傾斜をキックターンで刻みながら緊張気味に登りました。皆さんの励ましのお言葉にも支えられ進めました。灌木帯を過ぎても笹山です。やはり雪は少なく、「この斜面も真っ白でおいしい斜面だったのに別の山の様。」「前は雪にすっぽり覆われて林道は全くなかった。」などと会話が飛び交いました。



1860mから頂上までは細い尾根をほぼ直線で登り登頂。



頂上真ん中の高い樹を見上げると幹に「輝山2063m」のプレートが下がっていました。

休憩後、田中さんに集合写真を撮ってもらい下山開始。



尾根の東斜面の深雪を100m程滑降。どうしても恐怖感があり腰が引けてしまいます。

少しだけフワフワ感は味わいましたがなかなか苦戦しそうです。トラバースして、登ってきたルートに戻りましたが何度も転倒し、もがきました。林道ルートの滑降はボーゲンで、足腰に効く〜!!。本来なら楽しめるはずの斜面は、笹の葉どころか茎とトゲトゲのたらんぼなどもあり、小さな沢沿いに下ることを決定。橋があるか?場合によっては登り返すか等辺りを探りました。

結果、板を外して渡渉することになりました。そこから300m程下ると入山口。林道を下り10分後にゴールとなりました。


(すっぽり雪の下のはずの小川を渡る)

この日は平湯温泉、岡田旅館・和楽亭に宿泊。朝東京発の西川さん、岩崎さんも合流。ゆっくり温泉で癒されボリュームたっぷりの御馳走と美味しいお酒を味わいました。こんなにいいお宿をリーズナブルに利用でき担当リーダーふくちゃん名幹事ですね。残念なことは、ふくちゃんさんはこの日帰京しなければならなかったことでした。


ルート図

1月24日(日)

「十石山」 曇り時々雪

天気予報では雪。昼頃からは荒天。場合によっては中央道が閉鎖?などの情報もあり出発を計画より遅らせ様子を見ながら決行としました。

コースタイム:6:20平湯→7:20白骨温泉7:55>>8:25入山口>>11:00(1960m)11:25〜〜13:10白骨温泉

朝方降り始めた雪は白骨温泉に到着すると、吹雪の始まりを思われましたが、出発すると間もなく止み、途中薄日も差しました。林道から登山道に入りすぐに急斜面となりました。昨日より雪も深くトップを交代しながら登高。少し開けた緩やかな登りで初のトップを歩かせていただきましたが、すぐに後方よりルート修正の指示がありました。((+_+))

1800m地点から登山道沿いに進むと少し下りもあり下山ではシール要るかもとの事。

計画では12:00ハイクアップ中止の予定でしたが、上部尾根上天候や下山ルートの所要時間など考慮し11:00(1960m地点)下山開始となりました。



登りながら常にこんな所を滑られるかと不安になるのですが、技術より気持ちが徐々に慣れてきました。そして、へっぴり腰なりに無事下山する事が出来ました。

下山後は松本で美味しいおそばを頂き帰京。西日本、九州の大雪、115年ぶりに奄美大島で降雪を観測などのニュースを聞きながら夕陽に輝く富士山を眺め、10年ぶりの日本人力士の優勝の瞬間をトンネルの合間に見、心に深く刻まれるデビュー山行を締めくくりました。

山スキーとは全く別世界のように思っていましたので、今回の山行は大変嬉しく感激しています。いつかおいしいという斜面を味わい「フォーッ!」と雄叫びをあげパウダーを舞う日が来るのでしょうか?それは無理としても楽しさにすっかりハマりました。

リーダーはじめ、ご参加の皆様大変お世話になりありがとうございました。


ルート図

【動画】十石山及び神奈山・藤巻尾根



(記:川島、写真&ルート図:川島、田中(秀)、動画:田中秀)

 


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