Last Update : 2016/03/20 戻る

蒲原山(1629m) (3月定例山行)

参加者:L;田中(秀)、M:西川、岡坂、梅原、かえどん、いっちー、ふくちゃん、おおちゃん、野村/計9名

コースタイム: (→は車・鉄道、>>はシール登行、歩行 〜〜は滑降)

3月12日(土) 各自夕刻までに宿・ホテル白馬荘 (姫川温泉)へ集合

3月13日(日) 宿 5:45 >> 5:55 木地屋除雪終点(680m) 6:15 >> 7:10 杉ノ平渡渉点  >> 7:20 916m点 >> 9:30 北尾根1,360m 10:00 >> 10:40 一難場山(1,518m) >> 11:10 蒲原山(1,629m) 11:35 〜〜 11:55 一難場山 〜〜 12:10  北尾根1,360m 〜〜 12:35 1,178m点 〜〜 13:00  916m点 13:10 〜〜 13:35  木地屋除雪終点 

3月12日(土) 各自夕刻までに宿・ホテル白馬荘 (姫川温泉)へ集合

 田中(秀)、かえどんは木地屋の除雪終了点で積雪状況確認、折よく下山してきたスキー登山者から渡渉点の状況等を聞く。

3月13日(日) 星が残る早朝に宿を出、枝沢を渡る橋を過ぎた除雪終了点に6時前に到着。昨日からと思われる1台が駐車していた。 天気は晴れ、微風、午後には下り坂との予報。

 c790mライン林道が大きく右に曲がる地点で山に入る。杉ノ平は山毛欅優勢林の平坦地、地図上林道が川と交叉するポイントより百数十メートル先でスノーブリッジを渡り左折、トリッキーな小尾根上の916m点に出る。ここから一難場山の北尾根が間に大きな無木立斜面を抱えて、北と西に小尾根を派生させているc1,300m付近を目標に西側の小尾根を辿るように登る。しかし、積雪不足で笹や藪が煩わしく、斜度も厳しくなりc1,250mラインからは全員四苦八苦の体で汗を流す。c1,250mラインからもう少し左に廻り込むべきであったか、しかし、帰路にその辺りを振り返れば近くには雪崩跡が付いていた。正解は下山に使用した1,178m点のある北尾根の延長を登ることだと思える。

 やっと辿り着いた北尾根上の1,360mで大休憩、小枝を飾る新雪がキラキラ光る美しい。元気を取り戻し蒲原山を目指す。広い疎林の尾根で快適、黒負山、五輪山、朝日岳へと続く雪山が見えるようになるが、樹林に煩わしく写真には今一。

  一難場山は意識しないと気付かずに通過してしまう目立たないピーク。蒲原山到着は予定より1時間半遅れとなってしまった。朝日岳から雪倉、小蓮華 、白馬乗鞍の山々、近くは風吹の箙岳、横前倉山が見えるも残念なことにガスが掛かり始め、モヤってしまった。

 遅くなったことから蒲原沢c1,440m点への滑り込みは中止、一難場山までの西側で滑れそうな斜面を探しながら、結局は往路を戻る。登りで休憩を取った1,360mからは、そのまま北への無木立の小尾根を滑る。雪は少々重いがノントラックで歓声が上がる。1,178m点からは林道跡を辿りながら杉ノ平に戻った。 

記  田中 秀和

【動画】蒲原山(撮影:おおちゃん)




トレース









写真:田中(秀)

 


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