Last Update : 2016/05/30 戻る

立山・剣沢 2016年GW連休前半



山域:北アルプス 立山

記:川島・加瀬

L:加瀬、菅澤、田中(秀)、ふくちゃん、川島、いっちー (計6名)

【日程毎のコースタイム】

4月28日(木) 加瀬車(光が丘集合、関越道経由)・田中秀車(八王子駅集合、中央道経由)で信濃大町にむかう。前泊は松本市の松風旅館の予定であったが、扇沢駅始発7:30に乗車するために信濃大町の山岳旅館いとう@素泊3900円に変更した。

4月29日(金)「浄土山」 濃霧

4:00起床、5:00信濃大町の宿発。予定通り扇沢駐車場(無料)に置くことが出来た。

コースタイム:7:30扇沢駅>>7:45黒部ダム8:10>>8:15黒部平8:30>>8:40大観峰8:50>>9:00室堂駅〜〜9:30みくりヶ池(2400m)10:00>>11:20 浄土山乗越(2700m)11:30〜〜12:05 みくりヶ池  (みくりヶ池温泉宿泊)

4月30日(土)「剣沢」 晴のち霰と突風

コースタイム:7:30 みくりヶ池〜〜7:40 雷鳥平 7:50>>9:45 別山乗越(2750m)10:10〜〜 10:25 剱沢(2350m)10:40>>11:50 別山乗越 12:10〜〜12:30 雷鳥平(2250m)12:40>> 13:25 みくりヶ池 《標高差 1000m》

5月1日(日)「一ノ越〜タンボ平は視界無く強風と霰の吹雪のため中止。室堂駅から乗車下山」

【動画】2016 GW 立山・剣沢



【記録】

4月29日

室堂入りの初日、小雪舞う曇り空、宿泊先のみくりヶ池温泉に荷物をデポしてスタート。室堂平では時折一瞬視界が開けるが、登るにつれほとんどホワイトアウト状態。足慣らし滑走で 終了。あとは温泉&宴会。

白の世界を滑降1
白の世界を滑降2
4 月 30 日

早朝より晴れ渡るが午後は霧と風の予報。青空と雪の立山の景色をカメラに収めて出発。みくりヶ池温泉上部から雷鳥沢野営場に回り込む様に滑走。少し重いがノートラックの滑降が出来た。

室堂展望



雷鳥沢野営場を過ぎてからシールを装着し、雷鳥沢の西側の尾根を登高する。斜度がきつくなりジグを繰り返す。2500m 過ぎスキーアイゼン装着。風も強くなる。

別山乗越から雷鳥沢野営場、地獄谷
一ノ越の向こうに槍ヶ岳

別山乗越の手前の痩せた尾根と急斜面トラバースは慎重に。(ナイフリッジ状でカメラを出す余裕無し)

別山乗越より剱岳
剱沢滑降開始

天気予報が下り坂の為、登り返しの時間を考慮して予定より上部で滑降終了する。まだ青空だが、渦を巻く雲の流れが速い。徐々に風が強くなり、別山乗越に到着したころは霰と突風が吹きつける。

豪快な滑降を楽しむ
剣沢の登り返し

剱御前小舎で小休止し下山開始。最初の急斜面をトラバース気味に雷鳥沢に入ると風は無く視界も開け安定する。南斜面につき雪質は柔らかく滑降するにつれどんどん重くなる。積雪状態は安定していて密着度も良く滑走中は安心出来た。雷鳥平からみくりヶ池までは疲労と地獄谷からの強烈なガスのせいで苦しい登りとなった。

雷鳥沢滑降
雷鳥平からみくりヶ池へ最後の登り
最終 5 月 1 日は一ノ越〜タンボ平を計画していましたが、雪とガスで視界不良のため、残念ながら中止。次回のお楽しみとなりました。

以下に、川島さん撮影の写真を時系列で示します。トラックログと併せて御覧ください。

0553奥大日岳
0553国見岳
0731出発
0741
0741
0840別山乗越めざす
0920一ノ越の向こうに槍ヶ岳
1003剣沢
1010剣沢を滑る
1011剣沢
1022
1040八峰 源次郎尾根
1040八峰奥に後立
1052剣沢登り
1134白銀の世界滑降
1134白銀の世界滑降
1134白銀の世界滑降
1223雷鳥沢より別山乗越振り返る
1224雷鳥沢滑降
1224雷鳥沢滑降
1224雷鳥沢滑降
1224雷鳥沢滑降
1254雷鳥沢より雷鳥壮への登り
1303雷鳥沢より雷鳥壮への登り




【2016GW連休前半「立山剣沢」GPSデータ】

(写真:川島、田中秀、トラックログ:田中(秀))

 


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