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ひたすら火山礫の斜面を登り定刻16:00 2700m地点到着。ここでスキー板と靴をデポすることとしました。
丁度晴れ渡り富士山の姿も眺めることができました。身軽になり下山。
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夕食前の五合目から見る富士山は宿の女将さんが今日一日でも雪が少なくなったのが分かるとおっしゃっていました。
明日はただの回収にならないことを祈る。
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5月15日(日)晴れ
コースタイム:5:10五合目1990m>>6:25小さな雪渓2480m>>7:10デポ地2700m7:25>>7:45雪渓取付き2760m8:10>>11:00八合目>>12:40十合目下>>12:55頂上>>13:25滑降開始3680m〜〜14:15滑降終了2760m14:30>>16:30五合目1990m
5:10ハイキングスタイルで軽やかに出発。
2時間で770m登り、板と靴をデポした地点に到着。
ここからは少しコースを左により少しでも下へ伸びる雪の尻尾を目指して登る。20分程で取り付きに到着。上にも下から長物を背負った人たち続々です。
登山靴はここへデポし、黒ずんだ雪の上を登高開始。板をはくと皆、生き生きとしました。

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時々ガスがかかりましたが、リーダーが言う通りすぐに晴れ、何度か繰り返しながら青い空は続きました。

細長く続いた雪渓は3000m付近でつながり広い斜面を見上げることになりました。ここからは吉田口方面右手にトラバース気味に進む。
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斜面がきつくなると歩いても歩いても進まない感じがしましたが、12時過ぎに九合目に達することが出来、13時の目標には余裕で登頂の期待が持て元気が出ました。
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シールのまま十合目鳥居の下に到着。雪も柔らかくスキーをデポしアイゼン無しで頂上を踏むことが出来ました。風もほとんどなく穏やかな雲上の世界を楽しみました。

いよいよ滑降開始です。南方向へトラバースします。斜面は凸凹の波打った状態ですが食べ頃のアイスシャーベットのような柔らかさで良く滑ります。調子よくスピードも出てあっという間に標高を下げ頂上が遠くなりました。広い斜面は心置きなく滑りました。
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問題は上がってきた雪渓への入り口の間口が狭く所々雪が途切れ分岐となることです。始めの僅かな分岐で砂礫上を100m程板を担ぐこととなりました。しかし、すぐに軌道修正出来ました。登山靴もデポしているので何が何でも出発点に戻らなくてはいけません。最後はあみだくじのようなコースを惜しみながら滑降終了となりました。
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