Last Update : 2016/10/08 戻る

飯豊本山、 大日岳、北股岳

2016 8月12〜15日

メンバー:武部他

8月12日 晴れ

 会津若松まで夜行バスで行き、山都まで電車。山都から運よく御沢キャンプ場までタクシーを相乗りして入る。入山は荷物が重く、ずっと登りなので今日が一番大変。上十五里を過ぎる位まで一気に登る。荷物が多いのに、スイカのパック、メロンのパックを持って行ったが、初めの2回の休みでこれを食べる。すごくうまかった。地蔵山の水場は冷たくてよかった。分岐から地蔵山を往復するが、ほとんど人は通っていなかった。剣が峰付近の鎖場を超え、三国岳までやっと登る。山頂にある小屋の裏は丁度日陰になっており、休むのによい。ここからは飯豊本山〜御西〜大日岳がよく見え、沢筋にはまだ残雪もあり、きれいでよかった。反対側は、会津磐梯山も見えてよかった。ここから切合い小屋まで、結構長かった。小屋は団体もいて満員。切合小屋の水場は、小屋の前までホースが引かれているので便利だ。

右から飯豊本山、草履岳、御西岳 切合小屋手前より


[コース・タイム]  
御沢キャンプ場P 6:45 ―――上十五里8:45―――水場1400m 10:00/10―――地蔵岳分岐 10:30/45<―――>地蔵岳 三国小屋11:55/12:25―――切合小屋 14:30

8月13日 曇りのち晴れのち曇り

切合小屋からの朝日


 日の出がよく見えてよかった。今日は、後半はピストンなので重荷から解放される。草履塚まで登ると、飯豊本山が迫ってくる。痩せ尾根を登るが、風もなく天気よく、問題なし。飯豊本山からは、朝日連峰、吾妻連峰、蔵王方面も見えて良かった。明日登る北股岳、カイラギ、烏帽子岳がわかった。御西小屋へは暑くなり、少し長く感じられた。御西小屋にザックを入れて、サブザックで大日岳を往復する。途中、高山植物もいろいろありよかった。明日登る北股岳、カイラギ、烏帽子岳は、飯豊本山からは重なっていたが、大日岳からは、よくわかった。帰りは、高山植物の写真を取りながらゆっくり帰る。ここの水場は、結構下り遠かった。夕日はきれいであった。

左から、北股、カイラギ、烏帽子 大日岳より


ニッコウキスゲ


[コース・タイム]  
切合小屋 5:35 ―――草履塚6:15―――飯豊本山7:55/8:25―――駒ケ岳8:45―――御西小屋9:40/10:03―――コル上 10:48/55―――大日岳11:20/12:00―――御西小屋13:20

8月14日 曇りのち一時雨(行程終了後)、夕方晴れ

 朝から一面のガスで、いつ雨になるかもしれない感じであった。大分荷物も軽くなり、涼しいので展望は効かないが行程ははかどる。このコースも高山植物は豊富だ。カイラギ小屋の水場は近く(30m)、特に水を汲む必要はなかったが行ってみた。門内岳まで登るとまだ11時だというのに暗かった。いつ豪雨になるかわからないので、今日は門内小屋までとする。(できれば丸森尾根分岐の先にある頼母木小屋まで行ってみようかと思った)ここの水場は御西小屋の水場よりもさらに遠い。「赤旗に従って進んでください」とのことであったが、行けども行けども着かない印象だ。でも、テント場からはほぼ水平なのがせめてもの救い、というところだ 。帰りは、テント場を経由せず、稜線経由で戻る。
 夕方は天気がよくなり、夕日がきれいであった。飯豊本山、北股岳がよく見える。

[コース・タイム]
御西小屋 5:40 ―――天狗の庭6:15―――御手洗ノ池6:40―――烏帽子岳8:50/10―――カイラギ岳8:35/45―――カイラギ小屋9:10/30―――北股岳 10:00/10―――門内岳11:05/10―――門内小屋11:13

8月15日 曇りのち雨(下山後)

 夜中、風がすごく、風速30mあるような音で眠れない。強風で稜線を歩けない、ということにならなければいいがと思う。今日は午後雨の予報なので、半日行程だが少し早めに出発する。風は、夜中よりだいぶ収まった。手前の梶川尾根にしようかと思ったが、予定通り丸森尾根で下る。今はまだ天気良く、下山するのがおしい感じだ。地神北峰からは、ザレで歩きにくかった。一度、結構大きな岩に足を置いたところ、岩がごろごろ落ちて、自分も転倒する。山側なのに、そこはよく見ると落ちていて、草で良く見えなかった。ちょっと道の端を歩きすぎたようだ。丸森峰を過ぎると、自分は下りが遅いので、先に行ってもらい、ゆっくり一人で下る。休み休み下る感じだ。下の方に来て、雲が怪しいことに気付く。道路が見えてもから結構下る。なんとか雨に降られずに下山してよかった。

[コース・タイム]
門内小屋 5:30 ―――地神山6:15/25―――地神北峰6:38/43―――丸森峰7:15―――夫婦清水1100m 8:35/45―――850mピーク 9:30/35―――飯豊山荘10:30

 武部

 


山スキー同志会のホームページへ