Last Update : 2016/11/27 戻る

子持山・東篭ノ登山


2016年10月9日(日) 子持山(1296m) 雨/曇り

  菅澤ほか会員外のS、K、N氏の4名

 光が丘5:00==練馬IC==高坂SA5:50/6:00== 渋川伊香保IC==若人のみち駐車場(500m)700/720―子持神社奥の院(730m) 8:10―屏風岩8:15―しし岩 (大黒岩1054m) 9:20/9:40―柳木ヶ峯(1190m) 10:10―子持山頂(1296m) 10:30/10:50―柳木ヶ峯11:10―若人のみち駐車場12:30/12:40==赤城IC==佐久南IC==浅間山荘15:45

 夏場はアブなど虫が多く、また暑いので避けたほうが良いと聞いていたので、少し涼しくなったこの時期に登ることにした。関越道を走るたびに気になっていた山に今回登ることができた。

 今年の6月に熊の目撃情報があったと聞いたので単独はやめ、仲間を語らって出かけた。

 林道不通の看板で神社手前の「若人のみち駐車場」に車を停めた。広い駐車場に他の車はなかった。雨具をつけて林道を歩き出し、子持神社を左手に見た先で1号橋を渡る。道の両側に子持火山噴火の名残の溶岩が見られた。3号橋手前で崩落があり通行止めとなっていて、その先も舗装のアスファルトがめくりあがったり陥没したりしていて復旧には相当の時間がかかるだろう。

 7号橋を過ぎると右側の鳥居の奥に子持神社奥の院がひっそりと建っていて、すぐに子持山登山口の標識があった。滑りやすい木道を歩いて、沢伝いの登山道を行くが水量は少ない。これまた滑りやすい太鼓橋を渡ると左側に屏風岩が垂直にそそり立っている。しし岩へ向かう斜面は岩と根が露出した所が多く、急なので気をつけて登った。しし岩の基部からクサリハシゴで8mほど登り、さらに左に4mほどのクサリでトラバースする。岩頂に立つ石碑までほんの数mなのだが丸くツルンとした岩が雨に濡れていて立ち上がる勇気はなかった。それでもガスの切れ目から下界の一部は見えた。南側に回りこんでみると確保用のスリングが残置されていてボルトも連打されていた。

 ヤセ尾根を登り、柳木ヶ峯で一服。このころには雨が上がる。ちょっとした岩場の急登を過ぎると一等三角点のある子持山頂上に到着した。南北は木々にさえぎられているが東西方向は見晴らしが利いた。

 下りは柳木ヶ峯から浅間を経由して降りる予定だったが、大ダルミまでの急坂が雨でてこずりそうなので往路下山とした。アミガサダケを見つけた。太鼓橋で二人コケル。半日程度のハイキングコースであるがナメテかかると痛い目にあいそうなコースだった。

 スーパーでおでんとカツオの刺身を仕入れ、メインのモツ煮込みを買いに永井食堂によってみると、何人もが自動販売機に並んで買っているのには驚いた。

 小諸経由で浅間山荘に向かい、テントを張ってから山荘の温泉に浸かる。鉄分のせいか赤い湯だった。

 夕食を楽しんでいると山荘が放し飼いにしている豚が寄ってきて、キーキー鳴きながら餌をねだるのでベンチで柵を作った。

10月10日(月・祝)  東篭ノ登山(標高2,227m)  ガス/風

浅間山荘6:30==車坂峠駐車場(1970m)6:45/7:00==高峰温泉(1950m登山口)7:05―水ノ塔山(2202m) 7:55/8:00―東篭ノ登山(2227m)8:40―池ノ平湿原入口(2060m)9:20/9:45==(湯の丸高峰林道) ==高峰温泉(1950m) 10:05 ==車坂峠駐車場==軽井沢==碓井軽井沢IC==帰京

 夜半は星が出ていたが夜明けになると雲が低く、風も強い。車坂峠には結構な登山者がいたが、ほとんどは黒斑山、浅間山方面に登るようだ。

 高峰温泉登山口からピストンの予定だったが、二人ずつに分かれての交差縦走にした。天然カラマツ林の高峰温泉登山口から中間は砂礫となり、水ノ塔山まで強い追い風に助けられながら登る。気温も低いのでブレーカーを着たままでちょうど良い。

 水ノ塔山頂上は標柱が立っているだけのそっけないピークで、期待していた展望は望めなかった。

 シャクナゲとガレ場が交互に続く東篭ノ登山への稜線の中間で対向してきたS氏たち二人と出合い、車のキーを受け取った。ガスが過ぎる東篭ノ登山頂で一組のご夫婦と挨拶しただけで池ノ平湿原入口へ下った。降りる途中、マツムシソウを見かけた。湿原入口の駐車場に停めてあるS氏の車を高峰温泉登山口へ回して二人をPU。汗もかかなかったので高峰温泉入浴はやめて帰京した。

 以上

記:菅澤

 


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