Last Update : 2017/02/25 戻る

日光白根山

平成28年10月21日 快晴

参加者 梅原(単独)

 友人の企画した、奥日光の紅葉目当てレール&レンタカーの旅行に便乗した。10月20日は中禅寺湖畔の半月山・旧英国とイタリア大使館別荘・竜頭の滝を回り、湯元温泉に宿泊した。二日間とも雲が殆ど無い快晴で紅葉は最盛期、平日にもかかわらず渋滞に捕まった。紅葉の時期の奥日光は、土休日は避けた方が賢明だ。

 翌21日、宿の朝食を摂ってから出発。スキー場から登山道に入り、(登山届をボックスに入れてから)激しい登りをこなして前白根山へ。五色沼を囲む白根山や五色山と紅葉の眺めは絶景である。

 五色沼避難小屋から再び急激に高度を稼ぎ、白根山山頂に。登山者の多さにやや興ざめを感じつつも、四囲の展望を楽しんだ。

 弥陀ヶ池への下りの、岩と砂礫の急坂にストレスを感じた後、五色山へと登る。体力面では非常に厳しいルートである。それから湯元への下り。

 白根山は丸沼からロープウェイ利用で往復する登山者の方が、湯元からの登山者より多い。往路に利用した日光湯元温泉スキー場からのルートはしっかりしているが、今回利用した中ツ曽根のルートは、荒廃しているので避けた方が良い。

 五色山から金精峠方面に向かい、国境平から湯元へ向かうとすぐ、笹薮が覆い被さっていた。ルートを見失うという程ではないが、ストックを前に出して藪をかき分け、木の根や大きな石、時には1m規模の段差を避けなくてはならない。精神的に緊張を強いられた。登山口に置かれている登山届の木箱は、朽ち果てて使い物にはなるまい。

 二十代のころ12月、白根山を目指した。降雪が激しくなり視界も悪く、多分ここが頂上だと思った地点で戻った。今回の登山で、あの時は登頂していなかったことを確信した。ともあれ、五色沼を中心にした山々の眺めと紅葉は、関東随一と言ってよい。

コース・タイム
湯元温泉スキー場8:21→登山口8:39→9:39外山鞍部9:45→10:13前白根山10:25→10:46五色沼避難小屋→11:26白根山11:39→弥陀ヶ池への分岐12:05→弥陀ヶ池12:09→五色山12:46→国境平12:55→中ツ曽根コース登山口14:09→ 湯元温泉駐車場14:20 

前白根山から五色沼と白根山



記:梅原

 


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