Last Update : 2017/05/27 戻る

定例山行月山(第43期納会)報告

記:加瀬幸男
日時:2017年5月13日(土)〜5月14日(日)    天気:曇り(濃霧)
メンバー :幹事L 加瀬 
     1班:PL岩かえ、岩毅、岩春花、作野、瀬川、千葉
     2班:PL川島、梅原、菅澤、野村、おおチャン、西川、今村、加瀬

行程:
5/12(金):前日偵察の加瀬車(菅澤、川島)と瀬川車(作野、千葉)は都内12:30→月山姥沢地区18:00(加瀬車は自然園経由)
5/13(土):月山姥沢民宿14:20→14:40自然園ネイチャーセンター(シール登行)14:45−15:40石跳沢1015m付近15;55〜16:15自然園ネイチャーセンター→16:45民宿
5/14(日):月山姥沢民宿8:00−8:30月山リフト下−8:40月山リフト上−9:10姥ヶ岳頂上9:40〜9:50月山リフト上〜10:10民宿駐車場(解散11:00)

記録:
 12日(金)の出発組は昼発の加瀬車・瀬川車である。13日(土)の偵察時もそうであるが14日の本番でも自然園に下山した場合は路線バス利用で姥沢地区に戻らなければならず、バスの便数からして甚だ不便である。そこで事前に自然園に瀬川車をデポしておき、下山した後に運転者だけを乗せて姥沢の民宿に車を取りに行くという作戦を取った。

 13日(土)は早朝から激しい風雨と濃霧でとてもスキーを担いで出る気にはなれなかった。外を見るとそれでも一般のゲレンデスキーヤーが雨具に身を包みスキー場へと歩いていた。聞くところによれば某スポーツ店主催の試乗会があるとの事、リフトは動いているのかと気になった。

 11時頃「道の駅にしかわ」に温泉と昼食のために6人で行ってきた。宿に戻って私は今日はダメだろうとふて寝を決め込んでいたところ、菅澤氏から「川島さんが完全装備で準備をしているよ!」との知らせがあった。慌てて私もシールを貼るなど準備を整えて3名で偵察に出発した。自然園に着くと幸いにも雨は小降りになり視界も確保できる状態となった。菅澤氏によれば昨年に比べると石跳沢は積雪量も多いとのことで、滑走には問題が無いと思われた。しかし、沢は水量が多く落ちないよう注意を要する状態である。


石跳川自然園付近


石跳沢1000m付近

 菅澤・川島・加瀬は石跳沢を下山ルート沿いに登行し標高1000m付近の台地状のところで偵察終了とした。明日の天気次第であるが姥ヶ岳からの滑降は問題無く出来そうだとの感触を得て自然園まで滑走した。戻った姥沢民宿「ロッヂかしわや」には既に参加者が集い、プレ納会で盛り上がっていた。

 14日朝はガスも薄くなり、何とか納会山行が実施できそうな状態となった。リフト運航開始が8:00なので出発もそれに合わせた。月山リフト下までは今期は積雪がありシールで行けた。

 リフト乗車はスキーを持った人、履いたままの人それぞれである。リフトトップから姥ヶ岳上部まで濃霧であった。登路途中から右側にかなり大きなクラックが頂上まで続いていた。


姥ヶ岳目指す


姥ヶ岳山頂

 姥ヶ岳山頂は菅澤氏によれば、昨年より雪が少ないとの事であった。ここで、滑走予定であった石跳沢の積雪状態の偵察に菅澤・野村両氏が下った。我々本隊は山頂で待機となった。

 偵察の結果は「這松地帯が雪で覆われずに露出して、厄介な藪漕ぎとなる」とのことであった。そこで、今回の納会山行はここから下山という事に決定した。山頂から左側には大きなクラックがある為に滑走は右寄りにルートを取ることを確認した。月山のリフトトップまで山スキーらしい快適な滑走ができた。さらに姥沢民宿まで一般スキーヤーとの接触に注意しながらのあっという間の滑走であった。

 民宿前で記念撮影の後、解散となった。


集合写真


GPS軌跡

(写真提供 川島   GPSデータ提供 作野)  



 


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