Last Update : 2017/10/09 戻る

西穂高岳・丸山(2452m)

2017年9月25日

メンバー:作野、他1名

9月24日(晴時々曇り)
 朝6:00に伊勢を発ち、高山『古い町並』、『高山祭屋台会館』を観光し、新穂高温泉に宿泊した。宿の近くから槍が見えるというので夕方行ってみた。運よく一瞬、アーベント・ロートに輝く槍の穂先が見られた。



9月25日(快晴)
 朝食時間の関係で朝一番8:30の第一ロープウェイに間に合わず、新穂高温泉駅(1117m)9:00の第二便に乗車。第一、第二ロープウェイを乗り継ぎ、西穂高口(2156m)に9:27に着いた。

 この辺りの紅葉はまだまだである。出口で予め用意してきた登山計画書を投函し、9:28登山開始。西穂山荘(2385m)まで森林の中を行く。ナナカマド、ガマズミが赤い実を付けている。ダケカンバの葉が黄色く色づき始めている。足元の登山道脇のところどころにコケモモが小さい実を付けていた。アザミの花はもうしぼんでいた。遠景を見ると北アルプスの名だたる山が真っ青な空に映える。笠ヶ岳のピラミッドが美しい。目を右に転じて行くと、槍、大喰岳、中岳、南岳の雄姿である。

 途中小休止を入れ1時間10分で10時40分西穂山荘に着いた。



 西穂山荘から見上げる急な石ころの斜面を登ると、すぐ近くに焼岳、大正池を見下ろす絶景である。遠く乗鞍岳も見える。右手には奥穂高岳、前穂高岳、眼下に梓川が走っているのが見える。前を見ると、山の斜面は色づきが始まっている。独標、奥にピラミッドピーク、更に奥に西穂高岳の頂上が望まれる。さらに左に眼を転じると双六岳等の黒部源流の山々、その左には笠岳、さらに遠く白山が望まれた。まさに、360度の大展望である。

 丸山に11:15到着。目標の独標迄はまだまだ。しかし、東京に帰る(300km)ことを考慮し、ここで止めた。西穂山荘に下山し、昼食を取り、ロープウェイ西穂高口に下山した。

[タイム]
ロープエェイ西穂高口9:28→小休止10:10→西穂山荘10:40/10:50→丸山11:15/11:26→西穂山荘11:45/12:15→ロープエェイ西穂高口13:12

西穂・丸山より独標、ピラミッドピーク、西穂山頂を望む。(独標まで1時間はかかりそう。)


【ルート】


記:作野

 


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