Last Update : 2018/03/05 戻る

黒姫山

【日程】 2018年1月14日(日)〜15日(月)
【山域】 北信五岳 黒姫山(2,053m)
【編成】 田中秀和 (単独)
【行程】 →は車など、>>は歩行、〜は滑降 

1月14日
 駐車ポイント(夏道登山口)9:35 >> 大橋(1,140m)9:40 >>>> 10:20 黒姫分岐(1,280m)>> 11:30 南西尾根(1,619m点) >> 12:45 黒姫・外輪山(1,900m点)>> 13:15 同・1,998mピーク 13:20 >> 13:35 1,910m=DP点 13:55 〜〜14:07 南西尾根(1,619m点)〜〜14:23 黒姫分岐 〜〜 14:30 大橋 14:35 >> 14:40 駐車ポイント15:00 → 15:20 戸隠・民宿

 天気を睨んで日月曜日の非サラリーマン的山行。朝8時半に大橋着、既に十数台の車で満車状態、手前の夏道登山口に3台ほどのスペースを見つけそこに割り込む。佐渡山への道を左に分け林道沿いに少し進んでから夏道通り尾根に取付く。笹の頭が出る程で雪が少ない。1月も末にならないと適期ではないようだ。

 トレースはスノーシュー、しかしボーダーではなかった。暫くすると20人程のスノーシューハイクの団体さんが降りてきた。通りで歩きにくい筈だ・・・以降トレースを無視して歩く。大橋から3時間、外輪山1,900m点に着く。本峰(三角点)を目指すが風に削られた波打つ雪面、密度の濃い針葉樹のため時間が掛かる。1,998m点まで30分、既に13時を過ぎてしまった。又の機会もあるとここまでとする。

 1,910m点のドロップポイントで準備をする内に七つ池から上がってきた若者2人(スキーとスプリットボード)に遭遇。堪能出来たとの由、確かにシュートは狭いが御巣鷹山の斜面は疎林で快適そうに見える。更に1人ボーダーが上がってきた。本日の滑走人は計4名の様だが、大橋の駐車場の車はほとんどスノーシューか!

 滑りが楽しめたのは1,700mラインまで、雪が少ないこともあるが斜度が足りず樹林も少々密である。30分程で大橋に戻る。

1月15日
 大橋 7:25 >>  7:55 五地蔵山取付点 8:00 〜〜 8:15 大橋 8:25 → 黒姫スノーパーク駐車場(780m)9:15 → 9:40 リフトトップ 9:45 >> 1,559m点 >> 12:40 外輪山・東南東尾根DP(2,010m)13:05 〜〜 14:20 ゲレンデ(キッズパーク)〜〜14:25 駐車場 

 五地蔵への斜面は雪が少なく樹林も密なため単独では無理と判断し、今日は黒姫の東(東北東)尾根と決めたが、五地蔵の取付点だけは確認しておくこととした。PG社のルートであるが尤もだというラインであった。

 久し振りの黒姫スノーパーク、間違えて1段低いキッズパークの駐車場区画に留めてしまったためリフトを1つ余計に乗るハメに。好天だが月曜日、場内は閑散としている。リフトトップから見上げると先行者が二人、15〜30分の差か。

 1,559m点(旧リフトトップ)で先行者に追いつく、以降は先頭を歩くことに。1,800mライン当たりからの登りが厳しい。ここでも波打つ雪面の稜線を辿り夏道東尾根近くをDPと定め大休憩。

 隣の小ピークにて後続の2パーティが準備開始、左記にスタートさせて貰う。初めの100mばかりは針葉樹の疎林帯で雪面が波打ちウィンドクラストで滑りにくいが、下がる程に快適な山毛欅の疎林帯に入る。1,396m点の台地はやや北側の沢形から巻くように北東方向に抜けるのが正解らしいが、沢に入り込み易い。途中から一緒に滑った長野市のボードの若者は高度を下げ過ぎ、沢通りに帰るとの返答があった。地形図上は大したこと無いが脱出するには少々アルバイトが要りそうだ。

 1,300m当たりから下も雪は重たくなるが楽しい樹林帯滑走ができた。ゲレンデに戻る直前の沢を渡るところで少々迷ったが、割れておらず、浅くもあるので心配するほどのことはなかった。休憩を除けば丁度1時間でゲレンデに戻ったことになる。雪質、標高差1,000m超と申し分のないコースである。
 以上






記 田中

 


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