Last Update : 2018/08/25 戻る

四阿山(2354m)

2018,2,27(火)快晴
田中健

 3回目の山行でようやく山頂まで行くことができた。
 宿舎のラーチに頼み、天気がよさそうな日を予約したので、好天に恵まれたことや早く出発できたことが幸いだった。宿の人は雪が少ない、と話していた。 
 7:25に宿からシールを付け歩き始めた。林道を大明神沢尾根末端まで歩き、少し登って、あずま高原牧場への仕事道を辿る。牧場に入ると、昨年登った小四阿、中四阿の峰がはっきりわかる。広い牧場を夏道めざして登る。鉄の道標があり、迷うことはない。灌木が密生していて、下りの難渋が予想された。
 2100m辺りは小雪のせいか石がごろごろと出ていた。四囲の眺望が効き、北ア、北信五岳が見事である。去年小休止し下った場所は2240m辺りで頂上は見えたが、そこからはまだ30分くらいかかった。頂上への細尾根になると、雪庇に気を付け、南側の斜面をとる。頂上には1パーティいた。鳥居峠から登り、途中で泊まったという。北側の尾根から単独者が登ってきた。嬬恋スキー場から来たという。直下の岩稜はどうかと尋ねると登りはそれほどでもなかった、という。祠に安全祈願をする。
 下りにかかる。細尾根はスキーを付けると、さほど厄介なく、横滑り、プルークで下る。2270mの根子岳への分岐で大休止とした。そこからの下りが核心部だが、わずかである。中四阿に入らないよう気を付けたが、視界があるので大丈夫。灌木の密なところが多く、快適さはない。牧場に入ると、斜度がなくまっすぐ滑る。中尾根の末端から林道の橋を渡り、シールを付けた。別荘地のカラマツ林に入り、Eさん宅に寄り話をし、ラーチに向かい1:50着。頂上、ルートファインディング、景色に満足したが、スキーには今一つ。
タイム:宿舎7;25−あずまや高原牧場8:40−1870m9:35−山頂11:25/45−     根子岳分岐11:55/12:10−牧場下1:00−宿舎1:50

 


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