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富士山吉田大沢

2018年05月27日(日)
メンバ: K氏、佐藤

5:55スバルライン5合目駐車場出発−6:42 6合目−8:15 7合目−9:20 7合5尺 −10:15 8合目− 11:05 9合目−11:50 吉田口頂上−(休憩)−12:20 久須志岳と白山岳のコルからドロップ−13:00 7合5尺登山道−14:05 7合目−15:15 6合目−15:50 5合目駐車場

 旧知のK氏と二人で富士山に行く事に。21時寒川発。佐藤の車で中央道、富士五湖経由で富士吉田の道の駅に。一時間ほど宴会して就寝。朝430起き、スバルラインを駆け上がる。駐車場は結構な台数の車あり。殆ど滑走系の模様。下部は雪が全くなく、WEBの情報では夏靴で兼用靴ごとのトラーゲンで登っており、それに習う。しかし、重い!
 閉鎖している登山道のゲートをくぐり、左手に山中湖を見ながら進む。天気は上々。六号目までの道を行く。シェルターを通りすぎ、登山指導所に着く。富士山で高山病が心配であり果たして登頂できるかどうか不安であった。 登山道をひたすら登る。次々でてくる山小屋の多さに改めて感心した。
 7号5尺目で雪が出て来たので靴とアイゼンに履き替える。直登したいが、重いのと、だんだん足が前に出なくなるのとでベースダウン。山小屋の切れ目で休みたいが、次から次へと現れ、もう少し粘ろうとしてしまう。
 途中で抜かされると思ったが、二人のせいか余り抜かされず。九号目の鳥居が見え、最後の登りに差し掛かると、左手に須走の斜面と、滑走するスキーヤーが気持ちよさそうに滑っている。空気が薄くなった自覚はないが、明らかにスローダウン。散歩歩いて切らせた息を整える。何とか到着、流石に疲れました。お鉢や御釜や剣ヶ峰には行かず休憩。下はガスが出ていて、また空気も澄んでいるわけではなく、遠くの山々は見渡せず。反時計回りに、少し行くと(コル)、御釜がよく見えた。体力が残っていればであるが、今回は余裕なし。又としよう。斜面は、、最高!と思った!ザラメの大バーン!!疲れがすべて吹っ飛んだ!
 スノボーの慣れている感じの方が先におり、颯爽と、大回りで下って行く。こちらも気合い入れていざドロップ、安全とテクニック不足でアルペンターンでごまかしながら下る、斜度に慣れると多少テレターンができた。k氏はテレマーカー、颯爽とテレマークターンを決める、上手い!ザラメ斜面を堪能する。直下を少し過ぎるとちょうどよい斜度。大回りも怖くない。快適。来てよかった!
 上がってくるとき、設計が7合目5尺くらいで切れているようだったので、そこまでの滑走とした。あとから思うと、雪渓を兼用靴でツボで下ればよかった。ここからは苦行、兼用靴で登山道を下る。トラーゲンしたスキーのテールが時折、当たる。。。うーん。仕方がないが、、、ヘロヘロになりながら黙々と下る。とにかく苦行。頑張って何とか降りて5合目駐車場に来る、お疲れさまでした。
 5合目は朝とは大違いの大賑わい。中国人中心に外国人観光客中心ににぎわっている。疲れた体に鞭打って片付け、寄り道せず、帰途につく。渋滞時間にて東名は使わず、下道と小田原厚木でそこそこに時間に帰ることができた。次の日まで肩が痛かったが充実した山スキーであった。 今シーズのスキー山行で、漸くピーク<真のピークではなくても>を踏むことができた。

靴&スキーのトラーゲン
駐車場から、雪がない!
登行中
最後の鳥居(この後ちょっとあった)

山中湖(5合目〜6合目の間から)

火口



山頂から

斜面

ドロップ前のバーン 久須志岳を仰ぎ見る。



 


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