Last Update : 2018/09/29 戻る

南八ヶ岳縦走

2018年8月11日 天気:晴れ
メンバー : L立田 Mおおちゃん、樋渡(記)

 八ヶ岳の麓にある千露里庵倶楽部のログハウス(千露里庵)で前日の10日に大量の薪割りを行って体を酷使した翌日の縦走でしたが、天気にも恵まれた充実の山行でした。

行程
千露里庵 = 清里スキー場3:00〜(真教寺尾根)〜9:20赤岳9:40〜12:15権現岳〜14:10編笠山〜16:30観音平 = 千露里庵

 2時頃起床し支度もそこそこに総勢5名で清里スキー場Pへ移動。
A班:千露里庵クラブ3名 真教寺尾根→赤岳→県界尾根
B班:YSD2名 立田、樋渡 (おおちゃんは当日移動のため後から合流予定)
 赤岳山頂まではA班B班一緒に行動。 おおちゃんは5時にスタートの予定で山頂手前辺りで追いつくと思われる。

 3時にスキー場Pを出発。 ヘッデンを点けてスキー場のゲレンデを歩き、ゲレンデトップから登山道へ。 登山道に入るが皆前夜の睡眠不足からかペースが上がらない。 朝靄にけむる富士山などを見ながら所々で小休止。 そのうちにおおちゃんから連絡があり、高速渋滞にはまってスタートが当初予定の5時から6時になってしまった、とのこと。 さすがのおおちゃんでも合流は赤岳山頂かな、と話していたところ、鎖などが現れてくる手前で下からグングン近づいてくる人影を発見。 なんと先発隊の3倍ほどのスピードで上ってきたことになる。 トレランスタイルと軽装ではあるが、体力の違いに脱帽。
 真教寺尾根は赤岳への登山道の中でも難易度は高いそうだが、岩っぽい足元と連続する鎖・ハシゴの連続で初心者には厳しいと感じた。 山頂手前、文三郎との合流付近からどっと人が増える。 ヘルメット着用の人が多いようだ。 山頂で記念撮影と小休止。
赤岳頂上

 県界尾根経由のA班と別れ、キレットから権現岳方面を目指す。 思えばこの3人、私がYSDへ入会して初めて行った蓮華温泉ベースの合宿メンバーである。 その時のヘトヘト状態を思い出すと先は長いし標高差も大きいので不安が頭をよぎる。 先頭を行くおおちゃんは離れると待っていてはくれるが、還暦コンビの二人にはちょっと辛いペース。 声を掛けてビスターリをお願いする。 途中、上って来る人と声を交わすが本日はキレット小屋泊まりが多いようであった。 テント場もあるし、人気の小屋のようである。 キレット小屋、権現岳と順調に進んではいるが、ペースを考えると当初目論見の甲斐小泉駅には18時半頃になりそうだ。 夕食の買い出しなどもあるので、先の下山予定のB班へ観音平でのピックアップをお願いした。 編笠山から下り始めるともう少しのような気になってしまうが、意外と長丁場である。 充実感たっぷりで観音平へ着くとMさんが駐車場で待っていてくれた。 ありがたや。 ありがたや。
 おおちゃんの車が回送してある甲斐大泉駅へ移動し、お疲れ様、と見送る。 その後買い出しをして千露里庵へ。 本格的なフィンランドサウナで汗を流し、皆で本日の山行の四方山話をしつつ、楽しい時間を過ごしていった。
南八ヶ岳縦走ルート図

 


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