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ら・ねーじゅ No.112
1985.4月号


日白山

【概念図】

1985年2月24日

メンバー:L.石垣、小森宮、小林、土田、田中、古川、手塚

早朝、湯沢駅より苗場スキー場行きのバスに乗り二居スキー場で下車。人気のないスキー場でシールをつけ、地王堂川沿いの林道を行く。天気は晴れたり曇ったりチラチラと雪が舞ったりで、期待以上だった。林道がはっきりしなくなった辺りで沢床に降り、狭く傾斜の緩い沢を詰めて行く。堅雪の上に新雪が少し積もっている。そして、突然傾斜が増してくると、日白山稜に達する立木の少ない広大なスロープになり、緩く大きいジグザグを切って登ってゆく。この登りは、風も強く、雪は堅いし傾斜もあるし、ちょっと帰りの事を心配しながら登った。尾根に出ると、多少視界はあったものの吹きっさらしだし、日白山頂に立とうという強力な意見も出ないまま早々に下りにかかる。堅かったりモナカだったり、フカフカだったリ、雪質の変化を楽しみながら、それぞれがそれぞれの技術に応じて、それぞれ好きなところを下った。そして、このスロープの末端に荷物をデポして、更に2回登り返して、それぞれ練習に励み、それなりの練習効果はあったような?帰りは往路を直滑降でとばして下る。

(手塚 記)
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