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ら・ねーじゅ No.62
1981.3月号


上州武尊山

1981年2月7−8日

メンバー:L.菅沼、小森宮、橋本

2月7日(土)快晴 上野原山の家−避難小屋

水上駅にて仮眠の後、タクシーで上の原山の家まで入る。当初6名の筈だったのが一人減り、二人、三人を減ってしまい3人での山行になってしまった。装備食糧等6人として計画していたので、当日3人分持参するように計画しなおしするのが急だったためか大変だった。

すぐにシールを付け出発する。1月に来た時はラッセルした道を今日はモナカ雪の中を登る。奈倉オキへの登りの尾根は結構クラストしており、斜面は広いのだが随分苦労させられた。メンバーの体調が悪く奈倉のオキで大休止となる。

結局もう少し登ろうということになり須原尾根を武尊方面へ向かう。避難小屋の少し上で雪洞を掘ることにして行動を終った。

参加者が減った分だけおかずが多い夕食を摂り8時30分ころ就寝した。

[タイム]
山の家7:20→尾根取付き9:15/35→奈倉のオキ11:00/12:00→雪洞13:00

2月8日(日) 雪

武尊往復に行動を変更し、サブザックにて出発する。昨夜らいの雪でラッセルとなる。樹林の多い手小屋沢を登る。途中より傾斜がきつくなり、1900m位の地点で小規模な表層雪崩に出会う。急な沢を少し登ったが天気も良くないので、1930m地点で引き返すことにした。

シールを外し、適当な新雪を小森宮トップで快調に滑る。登り2時間、下り20分とあっけなかった。雪洞で休んだ後、奈倉のオキを経て登りと同じコースを宝台樹スキー場へ下った。

クラストした斜面に20p位の新雪で雪が崩れそうな嫌な斜面だった。

[タイム]
雪洞7:00→1930m9:00/25→雪洞10:00/11:30→奈倉のオキ12:30→宝台樹13:35


(菅沼 記)
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